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社会福祉法人 幼年保護会
横浜家庭学園
明治39 年に創立者・有馬四郎助が非行傾向にある少年や釈放者のための教育機関として「財団法人・幼年保護会」を設立したところから家庭学園の歴史ははじまりました。創立時の方針は次のように記録されています。
「幼年保護会は勤勉、独立、共同、正直、清潔を5 大主義として掲げ、長幼の序を重んじ、互いに相敬愛の誼を尽くし、師弟の義を守ることを本領として、家庭学園においては、各家族に分けてそれぞれ家族長をおき、室もしくは棟を家族毎に別にして家庭的な生活を営む。キリスト教主義により、毎朝礼拝をまもり、普通小学校令に基づく授業をおこなうほか、年齢・学力に応じて農業・園芸・手工・家事裁縫の実業教育をさずける。」
(三吉明著『有馬四郎助』吉川弘文館、1967年)
理念
園長メッセージ
社会福祉法人幼年保護会・横浜家庭学園は、創設者有馬四郎助の掲げた「勤勉・独立・共同・正直・清潔」という5大主義の下、「環境の調整」「心身の強健と情操の陶冶」「悪癖の矯正と除去」を指導目標として歩んできた施設です。その思いは、創立から100余年を過ぎた今でも変わることなく受け継がれており、これからも大切に引き継いでいかなければならない精神であると考えています。
昨今当園に入園してくる児童は、被虐待等により心に深い傷を持っている子どもや、生きづらさ等により社会の中で苦しんでいる子どもなどさまざまです。横浜家庭学園は、そのような子ども達と真剣に向き合い、寄り添って、一人ひとりの子どもたちが未来に向かって健やかに成長していけるよう、これからもたゆまぬ努力をしてまいります。
社会福祉法人 幼年保護会 横浜家庭学園園長 田辺 有二
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